金、株式、商品先物、為替、等々……最近、投資にご興味を持たれる方が非常に増えております。
一連の"国民年金騒動"からしますと、とても年金は期待できそうにありません。それに"消費税込価格の表示義務化"からしますと、これから消費税がどんどん引き上げられるのは間違いないでしょう。一説には20%を越えるのではないかと言われております。銀行の金利はスズメの涙……定期預金でも0.03%程度(100万円を1年預けて300円の利息)、普通預金ならば限りなく0に近いものがあります。それに"ペイオフ"が導入されましたので、銀行の定期預金にしておくのも危険です。
そのため、『資産の一部を預金以外のものに投資しよう』とお考えになられるのは自然です。 どうなるかわからない時代ですので、資産は分散しておくべきでしょう。
では、分散投資するとすれば、いったいどんなものに資金を投じればいいのでしょうか? 投資をしたものの、銀行預金よりもリターン率が低ければ話になりません。
『どうせ投資するならば、ハイリターンな物がいいよね?それもローリスクで……』
はい、まさにそのとおりです。
リスクが低くリターン率が高い商品であるならば、こんなにいいことはございません。
しかし、そんなに都合がいい金融商品があるの?
……。
……。
……。
ございます。
外国為替証拠金取引(FXトレード)です。
『ええっ!外国為替証拠金取引(FXトレード)なんて、危険なんじゃないのっ!ハイリスクなだけじゃないの!』
ちまたでは、そんな声も結構聞かれます。
あなたもそうお思いになっていらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方々のために、ここで外国為替証拠金取引(FXトレード)の賢いやり方を教えましょう。
実は私、マネージャーKは、ここ3年ほど、個人的に外国為替証拠金取引(FXトレード)を行っておりまして、それなりの利益を得ております。
たかが3年程度のキャリアしかない新参者ではございますが、実際に外国為替証拠金取引(FXトレード)を行って得た知識をここで披露いたします。
外国為替証拠金取引(FXトレード)は、自ら直接為替マーケットに参加して、色々な通貨を売買できます。レバレッジも大きいですので、積極的に売買を行えば大きな利益を得ることも可能です。しかし、反対に振ってくれば、あっという間に資金は無くなってしまいます。
そのあたりで『非常に危険なもの』であるかのような印象を持たれる方々が多いのでしょうが、要はそのやり方です。
ここで私は、外国為替証拠金取引(FXトレード)のやり方について、4つに分けて説明させていただきたいと思います。
ノーリスク運用法
ローリスク運用法
ミドルリスク運用法
ハイリスク運用法
の4つ。
です。
全くリスクなしのやり方から、高リスク高リターンなやり方まで、今から紹介させていただきます。
これらの情報は、人によりましては有料で提供している方もいらっしゃいますが、私は全て無料で公開します。
なので、読まれて損は無いと思います。
あ……その前に……。
外国為替証拠金取引(FXトレード)とは何ぞや?
まず、これから説明いたしましょう。
外国為替証拠金取引(FXトレード)は、基本的には株や先物売買と変わりません。
『安いときに買って、高いときに売る』
または、
『高いときに売って、安いときに買う』
これだけです。
具体的に例を挙げて説明しましょう。
日本人に一番馴染みがある通貨ペアといえば、USD/JPY。
アメリカドル/円ですね。
このアメリカドル/円を例にとって説明いたします。
2005年1月11日。アメリカドルは101.67円でした。
これがアメリカドルの今年の最安値ですが、今は107.70円付近(6/9現在)です。
5ヶ月で6円上がっております。
『たった6円?それっぽっちで、どうすんの?』
(以下、説明し易いように端数を切り捨ててそれぞれ、101円、107円と表記します)
はい。1ドルだけしか買わないと、101円で買って107円まで上がっても6円だけの利益にしかなりません。
しかし、1万ドル。101万円買えばどうでしょうか?
6万円儲かるわけです。
では、10万ドル(1010万円)なら?100万ドル(1億100万円)なら?
60万円、600万円と利益が増えていきます。
まあ、このあたりは誰でもご理解いただけるでしょう。
『600万儲けようと思ったら、1億円いるんでしょ?60万だって、1000万いるわけで……そんなに金持ってないよ』
はい。
確かに、大金です。現金1億円なんて、お持ちの方はなかなかいないでしょう。
しかし、外国為替証拠金取引(FXトレード)を行うにあたっては、そんなに大金は必要ではありません。
レバレッジ。
てこ。
レバレッジが効くからです。
はい。
このレバレッジについて、説明します。
1ドル101円のアメリカドルを1万ドル買うのに必要な金額は、101万円です。
ところが、外国為替証拠金取引(FXトレード)の場合、必要な証拠金さえあれば、1万ドルの買いポジションを建てるのに101万円は必要ないのです。
例えば……
【為替マーケット】というブローカーがあります。
外国為替証拠金取引(FXトレード)を行っているブローカーです。
(注意:取引手数料や必要最低証拠金の金額は各ブローカーによって違いますが、ここでは説明のために、『為替マーケット』の数値をそのまま使用させていただきます)
そのホームページの冒頭には……
『手数料片道250円(1万通貨単位)、証拠金一律2万円(全ての通貨ペア)、使い易さを追求した取引システム……』
と、こうあります。
ここで注目していただきたいポイントは、
『証拠金一律2万円(全ての通貨ペア)』
ここです。
1万通貨単位あたりの証拠金が、2万円。
つまり、アメリカドル1万ドルの買いポジションを建てるのに必要な金額は、
101万円ではなく、2万円あればいい。
のです。
これがレバレッジ。
つまり、わずか2万円あれば、レバレッジ(てこ)が働いて、101万円(1万ドル)のお金を動かすことができるわけです。
取引口座に2万円あれば、1ドル101円のときに1万ドル買えます。
それを、1ドル107円になったときに全部売ると……。
2万円だったあなたの口座は、6万円がプラスされて8万円になっている。
これがレバレッジ。
てこの原理。
なのです。
2万円で1万ドル。
その10倍の20万円あれば1010万円(10万ドル)、
その100倍の200万円あれば1億100万円(100万ドル)、
その1000倍の2000万円あれば10億1000万円(1000万ドル)、
動かすことができますので、
20万円が80万円となり、
200万円が800万円となり、
2000万円が8000万円となります。
まあ2000万は大げさですが、
外国為替証拠金取引(FXトレード)が数万円から始められる
ということがこれでお分かりいただけたかと思います。
『わかったけどさ、それは"101円で買ってみたらどんどん上がってくれたからプラスになった"だけの話でしょ?逆に下がったらどうなるの?』
ごもっともです。
相場ですから、思った方向と反対に動くことは多々ございます。
『マイナスになっちゃうのでは?そうなったら追証が発生して危険な状況になるんじゃないの?』
追証の発生。株の信用取引ならばありえることです。
しかし、外国為替証拠金取引(FXトレード)の場合は、株の信用取引とは違います。
口座に必要な最低証拠金は2万円。これ以下はダメです。1万ドルの買いポジションを保持することができません。
ということは、どういうことかといいますと、
取引口座に2万円しかない状況でドル円1万ドルを101円で買った場合、もし1銭でも下がった場合、つまり、101円が100円99銭になった場合、その買いポジションは強制的に閉じられてなくなってしまいます。
口座に2万円が戻されて"ノーポジション"となります。
マイナスにはなりません。追証の発生もありません。
追証が発生しないということは、
『あなたの口座に最初に入金した金額から最低証拠金を差し引いた金額以上がなくなることはない』
ということで、
知らないうちに借金を抱えてしまうことはありません。
まあこれは、正確に言えば、スプレッドと呼ばれる売値と買値の差がありますので、2万円しかない状況で1万ドルの買いポジションを建てれば、その瞬間に強制クローズされてしまいます。
そこでもうひとつ、例を挙げて見ます。
あなたの取引口座に3万円があったとします。
101円のときに1万ドル買いました。
それがそのまま102円まで上がれば1万円プラスされて、あなたの取引口座の残高は4万円となります。
ここまでは分かりますね。
しかしもし、101円が100円まで下がってしまったら、あなたの取引口座にある3万円の資金は1万円マイナスとなり2万円となります。必要最低証拠金は2万円ですので、その時点で買いのポジションは自動的になくなってしまい、あなたの取引口座には2万円の資金が残るだけ、となってしまうわけです。
この、3万円のうちの1万円が、
"リスク"
です。
あなたの取引口座に3万円あった場合、そして101円で1万ドル買った場合、
もし、1万円の"余剰資金"を持っていれば、
下がりが1円以内ならば、買いポジションはなくなりません。
これは、もし、101円から90銭下がって100円10銭になったものの、そこから盛り返してどんどん上がっていけば、買いポジションは保持したままですので含み益は増えていきます。そして102円になったところで売れば1万円プラスとなって4万円になります。
リスク(取引口座内の"余剰資金")を取っていれば、その分、相場が反対に動いてもポジションはなくなりませんので、思った方に行き始めたらプラスになります。
まあ、このあたりは、株の信用取引と同じですので、ご理解いただけるかと思います。
『結局、リスクはあるじゃんか、どこが"ノーリスク"なんだよ!』
はい。おっしゃるとおりです。
これからの説明が、外国為替証拠金取引(FXトレード)のノーリスク運用法のキモに当たります。
この外国為替証拠金取引(FXトレード)には、商品先物や株と決定的に違う大きな特色があるのです。
そして為替マーケットのホームページには、こんな表があります。
スワップ金利。
これは?
何か?
……
……
……
お答えします。
日本、アメリカ、ヨーロッパ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド。国によって金利が違います。
日本は低く、外国は高い。しばらくはこの傾向が続くと思われます。
で、その金利の差。
これがスワップ金利です。
金利の安い通貨で高い通貨を買えば、その差額が取引口座にプラスされます。
逆に、金利の高い通貨で安い通貨を買えば、その差額は取引口座からマイナスされます。
スワップ金利の表で、
ドル/円 買い>85 売り>−87
とありますがこれは、
『もしあなたが、アメリカドル/円の買いポジションを1日持ち越した場合、日本時間で早朝の5時から7時(このあたりの時間は夏時間、冬時間で変動します)に買いポジションを持っていた場合、あなたの取引口座に1万ドルの買いポジションにつき+85円の金利が支払われます』
ということです。
これは、"トレードの勝ち負けと関係なく、買いポジションを持ったまま日をまたぐだけで支払われる"のです。
ここ、重要です。
外国為替証拠金取引(FXトレード)の最大の特徴が、コレです。
スワップ金利は、"トレードの勝ち負けに関係なく毎日支払われる"のです。
買いポジションされ保持すれば、ノーリスクで金利を得られるのです。
毎日得られますから1万ドルを1年持っていれば、
85円×365日=3万1025円
買いポジションさえ保持すれば、これだけの金額が余剰資金にプラスされます。
……
……
……
ここまで……ご理解いただけましたでしょうか?
『ではこの、買いポジションを保持するために必要な資金は、一体いくらなのか?』
これについて説明します。
買いポジションを保持するためには、
"絶対に解除されない余剰資金が口座に入っていればいい"
わけですよね?
で、ドル円の場合です。
過去に1ドル80円はありました。1ドル60円とか、50円、40円もまあ……ならないとは思いますが、そうならない確率は0ではありません。
しかし、1ドル0円は?
ありえないでしょう……いくらなんでも。
ニューヨークで核テロが起こったらありえる?
そんなことやったら、アメリカは核で数倍もの報復を行うでしょうから、やった国は大変なことになるでしょうね。
核戦争が起こってアメリカが無くなってしまえばありえる?
そうなる前に日本は壊滅しているでしょう。
というか、そんな想定を考えれば、たとえ金を買おうがダイヤを買おうが原油を買おうが、難攻不落と言われているスイス銀行に預けていようが、あなたの資産も私の資産も終わりです……下手すりゃ命さえも。
ここに興味深いデータがございます。
2001年9月11日のときのアメリカドル/円の値動きの資料です。
そう、あの忌まわしいニューヨークテロのときのデータです。
あのとき、為替はどうだったのか?
『歴史的なる大事件が起こったときにアメリカドル/円はどうなるか?』
2001年9月11日。
その日は、121.70から始まって、テロの直前は122円台に入り始めていました。
で、貿易センタービルに1機目が突っ込んだのは午前8時45分。
このときはまだ122円を越えるかどうかで横ばいしておりました。
2機目が突っ込んだのは午前9時3分。
いきなり下落。121円まで下落しました。
しかし、徐々に、121.62あたりまで戻しますが、戻りはそこまで。121.30あたりまで下がります。
3機目は午前9時39分。
そのときはもう完全に下向き。
4機目は午前10時10分。
あまり変わらず。
午前11時にはその日の最安値の118.55をつけます。
それから横ばい。
2001年9月11日はこんな感じでした。
122円から118円55銭まで、3.5円ほどの動き。
9月20日116.32円で停止。
10月23日には123円まで復帰、12月末には132円まで上がっております。
こうしてみると、為替というのは、
"大きく下がってもまた戻す"
ということがわかります。
後から見ますと、
『テロの当日、118円台にまで下がってきたときに、"外国為替証拠金取引(FXトレード)−ノーリスク必勝法"のルールで買っていれば、年末には4か月分のスワップ金利が得られるばかりか、元金も14円分プラスとなっていた』
わけです。
『そんなもん、結果論でしかねえだろ!あんな大事件があってしかもどんどん下がっているようなときにドルを買えるトレーダーなんぞ、いねえよ!』
ごもっとも。
確かに、あの大事件の当日、急落中にドルを買える感覚の方はまずいないでしょうが、もし"外国為替証拠金取引(FXトレード)−ノーリスク必勝法のルール"をご存知であれば買えたわけです。
"外国為替証拠金取引(FXトレード)−ノーリスク必勝法のルール"
どんな?
はい。
”1ドル0円まで踏ん張れるだけの余剰資金が取引口座に入っていれば、買いポジションはずっと保持される”
というルールです。
では、そのために必要な余剰資金はいくらか?
2001年9月から、2005年6月に再び戻ります。
今が107円(2005/06/10現在)で、0円まで下がったら107万円マイナス、最低証拠金は2万円ですので、109万円。若干多めに見積もって110万円。
110万円の資金につきドル円1万ドルの割合で買いポジションを建てれば、
"1ドル0円になっても(笑)買いポジションは保持される"
ので、ずっと金利が入り続けます。
110万円につき3万1025円。
年利2.82%
日本の銀行の定期預金よりも、はるかに高金利ではないでしょうか?
引き出すときはこの、増えた金利分だけを引き出して使うようにすれば、ポジションは安泰です。
1100万円ならば、年利31万250円。
1億1000万ならば、年利310万2500円。
おお、1億1000万あれば、何もしなくても年収300万超えますね。
これが、外国為替証拠金取引(FXトレード)のノーリスク必勝法です。
どうです?
ご納得できましたでしょうか?
『でもさあ、1ドル0円はないだろうけど、1ドル60円とかはありえるだろ?そうなったら、元金は減るじゃんか?それはリスクだろ?』
といったご意見が聞こえてきそうです。
株ならば、会社つぶれりゃ紙切れ。
一気に0に向かいます。
しかし、これは為替。
株や先物と違って、通貨は一番生活に密着しております。
極端な円高は、日米双方に悪い影響をもたらします。
アメリカはドル高政策を取るでしょうし、日銀の介入もあるでしょう。
我慢して持っていれば戻します。それは過去をみればわかるでしょう。
それと、私がここで取り上げているのは、あくまで金利のみ。
元金の増減については、”外国為替証拠金取引(FXトレード)−ローリスク必勝法”以降で述べていきますので、ここでは考えないでください。
あくまで、
"買いポジションをずっとホールドすることによって金利だけをもらい続ける"
のが、外国為替証拠金取引(FXトレード)−ノーリスク必勝法なのです。
口座からは、その増えた金利だけを引き出すようにしてください。
そうすれば、元金の増減はあるでしょうが、延々と金利分は増え続けるはずですから。
『じゃあ、その金利はどうよ?今はプラス85円だけど、いきなりマイナスになることだってあるんじゃないの?』
はい。そのリスク、確かにございます。
金利は変動するもの。日本の銀行定期預金も20年ほど前は、5パーセント金利だったような気がしますが、今は0に近い状況です。
もしアメリカが現在の高金利政策を止め、そして日本が低金利政策を止めて高金利政策に移行すれば、スワップ金利がプラスからマイナスに転じる可能性はございます。
しかしそれは両国間の金利政策が大幅に変化する必要がございますので、
"いきなりプラス金利がマイナス金利になる"
ということはないと思います。
まあそれは、新聞の国際情勢を読んでいれば、容易にお分かりいただけるかと思います。
『アメリカドル/円よりもずっと金利が高いイギリスポンド/円やオーストラリア/円を買った方がいいんじゃないんの?』
それにつきましても、”外国為替証拠金取引(FXトレード)−ローリスク必勝法”以降で説明させていただきます。
ここで、注意しておきます。
外国為替証拠金取引(FXトレード)は、数年前より活発化したもので歴史が非常に浅いです。法規制もありませんので、売買手数料は元より、スワップ金利や最低証拠金、売買手数料等は、各ディーラーによって違います。
あるディーラーは、
『買おうが売ろうがスワップ金利は全てマイナスじゃい!ウチはデイトレードしか認めんぞ!』
といったノリのところもございます。
いや、そんなディーラーの方が多いです。
そこで、この外国為替証拠金取引(FXトレード)−ノーリスク必勝法が可能なブローカーを以下に紹介させていただきます。
そのブローカーの……
初回預かり証拠金 口座開設時の最低預け入れ金額
維持証拠金 1万通貨の必要証拠金
片道手数料 1万通貨の買いポジションを建てる場合の経費(もし頻繁に売買されるなら問題になるかもしれませんが、外国為替証拠金取引(FXトレード)−ノーリスク必勝法をやる場合は最初に1度掛かるだけです。あまり問題にはならないでしょうが、まあ書いておきます)
スワップ金利(ドル円を1万ドル買った場合) これが一番重要かも?
外国為替証拠金取引(FXトレード)−ノーリスク必勝法を行うにあたっての最低資金
外国為替証拠金取引(FXトレード)−ノーリスク必勝法を行った場合の1年分の金利及びその金額
を紹介させていただきます。
ご参考になさってください。
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