コンピュータのセキュリティ用にと、数多くのウイルス対策ソフトが販売されております。ウイルスバスター、ノートンセキュリティ、ウイルスセキュリティの3商品が有名ですが、価格は大きく違います。『いったい、何がどう違うのか?』疑問に思ったマネージャーKが、それらの違いを徹底的に調べ、誰にでも分かりやすい形にして紹介してみました。ウイルス対策ソフトに関しての知識を、得る!商品を選ばれる際の参考にしてみてください。
得るショップの管理人であるマネージャーKは、つい最近まで『ルーター使っているからセキュリティソフトなんていらないよん』というノリでした。それに、マネージャーKのパソコンは自作モノ。バックアップもしょっちゅう行っておりますので、『ウイルスに感染したらハードディスクをフォーマットすりゃいいか……』といった感じでした。
しかし、事はそんな単純ではありません。
コンピュータウイルスには色々な種類があります。
一般に"ワーム"と呼ばれるウイルスは、自己増殖を繰り返しながら自分自身の力でネットワークを経由して破壊活動を行うプログラムです。つまり、ワーム型ウイルスに感染した場合、自分のハードディスクのフォーマットで事は終わらず、知らないうちに加害者となって、友人知人に勝手にウイルスメールを送りつけることになってしまうのです。 Sassar(サッサー)と呼ばれるワームウイルスは特に有名で、コイツは、ユーザーが何もしなくてもネットワークに接続しているだけで感染し自己増殖しFTPサーバーを起動させてランダムに生成した別IPアドレスへの感染を試みるという、何ともやっかいなシロモノです。
こんな状況では、ウイルス対策ソフトを早急に導入しなければ、いけません。知らないうちに加害者にはなりたくありませんので。
そこで、インターネットネット上にあります各ウイルス対策ソフトの説明に目を通してみました。
が。
あまりに種類が多く、また値段の格差も大きく、内容的にも専門用語が列挙された長い説明文があって、チンプンカンプン。よくわかりませんでした。
で。
各社に電話を掛けまくり、また店頭におもむきまして、販売員さんから直接伺ってまいりました。
そんな話をまとめまして、
単純明快、ド素人でも2分でわかるウイルス対策ソフトの比較解説
を行ってみたいと思います。
ウイルス対策ソフトの機能紹介
1つめ 総合ウイルス対策機能
ウイルス対策ソフトのキモ。どんなソフトでもこの機能は付いております。ネットワークウイルスからの攻撃をブロックし、ウイルス、トロイの木馬、ワームなどの感染からパソコンを保護。万が一の感染時にも、改変されたシステム情報を自動で修復する機能。
2つめ スパイウェア検出/駆除
パソコンの内部情報を盗み出すスパイウェア。無償でダウンロードできるソフトの中に含まれていることが多く、ウインドウズのシステム内に入り込んでしまうので取り除くのは難しいです。それを検出して駆除する機能。
3つめ フィッシング詐欺対策
最近騒がれておりますのがこのフィッシング詐欺。 これは、いきなり「ユーザアカウント継続申請書」などといった内容のメールが送りつけられてきて、あなたがメールに表示されたリンクをクリックすると、Yahoo! JAPANそっくりのホームページが表示され、そこにはユーザーIDやクレジットカード番号を打ち込む項目があって、疑いもせずに打ち込んで送信ボタンをクリックしてしまうと、犯罪者のもとにあなたの個人情報が送信されてしまう、といった詐欺です。 対策としましては、"偽のホームページに誘い込むための偽メールを識別して警告する"ような機能が組み込まれています。
4つめ スパムメール対策
メールボックスにあふれる大量の迷惑メールを、自動検出して仕分けます。
5つめ 個人情報漏洩防止機能
あなたの個人情報がパソコンから外部に漏れるのを防いでくれます。
6つめ ファイアウォール機能
外部からのパソコンへの進入を防止する機能。 パソコンとモデムの間にルーターを入れればハード的にファイアウォールが形成されるので、ルーターを使用されてらっしゃる方は、必要ないかもしれません。逆に、モデムとパソコンを直結されている方は、必須な機能です。
7つめ 有害サイトアクセス規制
アダルトサイトなど、有害なWebサイトへのアクセスをブロックする機能。 お子様にパソコンを使用させる場合には必須かも?
とまあ、ここ最近はこういった機能が主流です。
これらの機能のうち、"何が搭載されているか?"は、以下の商品説明をご覧ください。
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